諏訪之瀬島は、今も活発に噴火を続ける火山島です。鹿児島県のトカラ列島に位置し、有人の島です。
諏訪之瀬島がどこにあるのかわからない方もいるかと思いますのでので、今回は諏訪之瀬島の位置や特徴、噴火による影響や対策について紹介します。
諏訪之瀬島ってどこ?
諏訪之瀬島(すわのせじま)は、鹿児島県のトカラ列島に属する火山島です。
諏訪之瀬島ってどこだ❓
— mani🌛 (@mani42951094) January 13, 2024
割と近い。噴火レベルはそこまで高くない感じだけど、位置的に怖いな。
南海トラフより県民としては鬼界カルデラが怖い。https://t.co/sP2tMFMlAA pic.twitter.com/TTTD9ZDV8P
十島村では中之島に次いで二番目に大きい島で、面積は27.66平方キロメートル、海岸線の長さは27.15キロメートルです。
島の中央部には崩壊カルデラがあり、中央火口丘の御岳(おたけ)がそびえています。御岳は標高799メートルで、島の最高峰。御岳は今も活発に噴火を続けており、2024年1月14日には噴火警戒レベルが2から3に引き上げられました。
島の北西部には、マルバサツキというピンク色の花が群生する溶岩台地が広がっています。この花は、春になると一面に咲き誇り、島のシンボルとなっています。
「マルバサツキ」
— しばやん😊 (@shibayan358) November 16, 2022
活火山の御岳を中心に赤茶けた火山灰が覆う諏訪之瀬島😊マルバサツキは溶岩台地や海岸の岩場に生育し、5、6月に淡いピンクの花を咲かせる😊大群落を形成しており圧巻だ😊花もピンク色で可愛いよね😊 pic.twitter.com/muvMh9Ohou
島には、十島村立諏訪之瀬島小中学校や諏訪之瀬島診療所などの公共施設があります。島外との交通手段は、鹿児島本港から十島村営フェリー「フェリーとしま2」で約8時間かかります。また、2022年10月からは新日本航空が定期チャーター便として鹿児島空港との間を週2往復運航しています。
【諏訪之瀬島】噴火による影響は?
諏訪之瀬島御岳の爆発的な噴火により、噴煙が火口から500メートルの高さまで上がりました。大きな噴石が火口から北におよそ1.1キロ、南におよそ1キロ飛んだのが確認されています。
御岳火口からおおむね2キロの範囲で噴火に伴う大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。
2024年1月現在の人口は84人、世帯数は39世帯。住民は噴火した御岳から南に4キロほど離れた元浦港の周辺に暮らしているので、現在は影響はなさそうです。
まとめ
諏訪之瀬島は、鹿児島県のトカラ列島に属する火山島です。島の中央部には、今も活発に噴火を続けている御岳があります。噴火によって、現在直接の影響は出ていません。
今後の状況を注視していきたいと思います。
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