コロナ禍で普及が進んだ非対面形式で郵便物を受け取れる「置き配」サービスは多くの人々から支持されています。
今回は大手フリマアプリ「メルカリ」で置き配指定はできるのか、置き配の郵便物が盗難にあった時の対処法、置き配以外で非対面受け取りをする方法をご紹介していきます。
メルカリでも「置き配」サービスが利用できる！
メルカリではヤマト運輸が配送を行う「らくらくメルカリ便」と、日本郵便が配送を行う「ゆうゆうメルカリ便」の2種類の配送方法を独自に持っています。
どちらも全国一律の送料で、一般的な定形外郵便や宅急便に比べて送料を抑えることができるのが出品者側にとっての魅力です。
またどちらも配送トラブルについての補償がついているため、購入者にとっても安心して利用できるメリットがあります。
メルカリ便では「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」
ともに置き配指定をすることが可能です！
置き配を指定するのに出品者側では特別な操作は必要なく、購入者に置き配の手数料なども発生しません。
ただしメルカリ便の場合でも出品者が商品サイズをゆうパケット、ゆうパケットポスト、ゆうパケットポストmini、ネコポスで発送する場合には置き配が利用できません。
そのため置き配希望の場合には購入手続き前に、あらかじめ商品ページのコメント欄から置き配を希望する旨と商品サイズの確認を出品者へ伝えておくようにしましょう。
メルカリ便の置き配で盗難に遭ってしまったら
置き配は郵便物の受け取りを気にすることなく外出できたり再配達を依頼する必要がないなどメリットも多いですが、盗難に遭うリスクも多いです。
メルカリ便の置き配を利用して盗難に遭ってしまった場合は、出品者と購入者どちらが責任を負うのでしょうか。
実はメルカリ便では盗難などの配送トラブルに遭った際の補償が受けられるようになっています。
もし置き配での盗難被害により商品が手元に届かなかった場合、まずは出品者にメッセージで盗難にあった旨を伝えましょう。
その後メルカリのお問い合わせフォームから運営に連絡をすることで、その商品の取引はキャンセルとなります。
そして出品者には通常通り売上ポイントが入り、購入者には全額返金処理が行われます。
メルカリでは取引完了後にお互いの評価をつけるシステムがあるため、トラブルの際に運営が取引キャンセルとしてくれることで悪い評価を互いにつけずに済むのはありがたいですね。
このようにメルカリ便では盗難トラブルについての補償があるため、安心して置き配指定をすることができます。
ですが購入者としては全額返金を受けられたからといってせっかく購入できたはず商品を失ったこととなります。
絶対手に入れたい購入品はなるべく置き配にせず、万が一盗難にあった際は警察に被害届を出すようにしましょう。
メルカリで非対面で受け取る「置き配以外」の方法
置き配は郵便物の受け取り時間を気にすることなく外出できるメリットがありますが、盗難のリスクがあるのが欠点でした。
そこでおすすめしたいのが「自宅以外での受け取り」を指定することです。
まずゆうゆうメルカリ便で100サイズ以下の郵便物であれば、受け取り場所をお好きな郵便局、ローソン、ミニストップ、はこぽすに指定することができます。
100サイズを超える場合には郵便局しか指定できないので注意が必要です。
次にらくらくメルカリ便ではセブンイレブン、ファミリーマートでの受け取りと、「PUDOステーション」というヤマト運輸が運営する宅配便ロッカーでの受け取りが可能です。
PUDOステーションはロッカーに入る140サイズ以下のみの対応なので、購入の際にはサイズの確認を行いましょう。
またゆうゆうメルカリ便、らくらくメルカリ便ともに100サイズ以下の郵便物はファミリーマートに設置してある「ファミロッカー」での受け取りが可能です。
このようにメルカリ便には置き配以外にも様々な場所で非対面の受け取りができるようになっています。
置き配の盗難リスクもなく自分の生活スタイルにあった受け取りができるのは、まさに対面と置き配のいいとこ取りをしたようなサービスですね。
まとめ
メルカリでは配送方法を「ゆうゆうメルカリ便」または「らくらくメルカリ便」にすることで置き配を指定することができます。
そして万が一置き配で盗難トラブルに遭った際はメルカリ便の補償を使うことで、出品者は売上金ポイントを獲得、購入者は全額返金を受けることができます。
またメルカリ便の非対面受け取りは置き配以外にもコンビニや郵便局、宅配便ロッカーなど様々な受け取りを指定できるようになっています。
盗難に遭わないための対策として非対面受け取りを希望する際は、置き配ではなく指定場所での受け取りをおすすめします。
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