2023年12月26日(日)、有明アリーナでは「井上尚弥vs マーロン・タパレス戦」が行われます。
互いに4団体王座統一を賭けた、今年を締めくくる大舞台ということで世界のボクシング界から注目が集まる一戦となっています。
そこで今回は井上尚弥の対戦相手となるマーロン・タパレスの戦績やタイトル歴、マーロン・タパレスのボクシングの強さをご紹介していきます!
また世間が大注目する井上尚弥vs マーロン・タパレス戦の勝敗ついても、ネットの声をもとに大予想していきたいと思います!
マーロン・タパレスの戦績
マーロン・タパレスの2023年11月時点での戦績は「40戦37勝(19KO勝)3敗」となっています。
成績の高さから世界チャンピオンとしての威厳を感じますね。
判定勝ちとKOの割合としては半々程度となっています。
マーロン・タパレスは2009年、2013年、2019年と過去に3回だけ敗戦していますが、2020年以降は無敗の状態が続いています。
プロとして40戦もの試合をこなしているベテランボクサーでもあるため、試合運びも常に冷静さを感じられるのが特徴です。
またマーロン・タパレスはこれまで
・フィリピンGABライトフライ級王座
・WBOアジア太平洋バンタム級王座
・WBO世界バンタム級王座
・WBA世界スーパーバンタム級スーパー王座
・IBF世界スーパーバンタム級王座
のタイトルを獲得しています。
3階級で王座獲得、特に2階級で世界王座を獲得していることからその実力の高さを感じますね。
ライトフライ級、バンタム級、スーパーバンタム級と軽い階級から徐々に上げてきている点では、今回戦うことになる井上尚弥との共通点があると言えます。
マーロン・タパレスの強さは何?
マーロン・タパレスの特に強さと言えるのが「手数の多さ」です。
常に好戦的な試合スタイルが特徴で、ショートレンジからの右フックや、サウスポーを活かして相手の右に合わせた左のクロスカウンターなど多くの手数でこれまで多くの対戦相手を倒してきました。
スーパーバンタム級で2団体王座であったアフマダリエフも、マーロン・タパレスの手数の多さに打ち負ける形で王座を譲る結果となりました。
こと時のアフマダリエフは11勝無敗8KOという「スーパーバンタム級最強選手」と言われていたことから、アフマダリエフに勝利したマーロン・タパレスは番狂せとして大注目を浴びました。
フットワークなどを使いながらも、うまいこと打ち合いに試合を運んでいき、スピードとパワーを兼ね備えた打撃で攻める試合スタイルこそ、マーロン・タパレスの強さの秘訣であると言えるでしょう。
また「パンチ力」もマーロン・タパレスの強さの秘訣です。
サウスポーから飛び出す打撃の強さは一撃一撃に重みがあり、中間距離から強いフィジカルで相手を叩きのめしていきます。
打撃だけではなくガードも緩むことがないため、対戦相手は非常に体力が奪われるでしょう。
井上尚弥vsタパレス戦の勝敗予想!
互いにスーパーバンタム級4団体王座統一をかけた戦いとなる井上尚弥vsマーロン・タパレス戦ですが、世間の勝敗予想はどうなっているのでしょうか。
ネット上の声はやはり井上尚弥が優勢という声が圧倒的に多いですね。
体格差としては井上尚弥が身長165cm、リーチ171cmであるのに対して、タパレスは身長163cm、リーチ165cmと、井上尚弥の方が間合いの取り方やカウンターを考えると有利となるでしょう。
しかし胸板はタパレスの方が圧倒的に厚みがあり、接近戦やパワー勝負となった場合にはタパレスが優勢となるでしょう。
ボクシングは体格やパワーだけではなく、試合の運びやガードの硬さなど様々な要素が絡み合って決着が決まります。
そのため勝敗予想が非常に難しいですね。
そんな中、元WBA世界ライトフライ級王者である具志堅用高も井上尚弥vsタパレス戦の勝敗について、井上尚弥がKO勝ちするのではないかとYouTubeにて話しています。
中間距離からのパワーある打撃が強みのタパレスにとっては、リーチに5センチ以上差のある井上尚弥はやりにくさがあると予想できます。
打ち合いになった際に強い一撃を喰らってしまわないよう油断は禁物ですが、これまで幾度となくパワーのある選手やサウスポー相手にも打ち負かしてきた井上尚弥であればKO勝利は十分にあり得るのではないでしょうか。
まとめ
井上尚弥の対戦相手となるマーロン・タパレスは、これまで40戦37勝(19KO勝)3敗と好成績を残すベテランボクサーです。
これまで3階級で王座獲得、特に2階級で世界王座を獲得している実力の持ち主であり、モンスターと言われる井上尚弥と戦うには相応しい相手と言えるでしょう。
タパレスは手数の多さと中間距離から打つ力強い打撃が強みであり、今回の試合でも間合に入ってから勝負を仕掛けてくることが予想できるでしょう。
そんな強敵となるタパレス相手でも、井上尚弥のKO勝ちするのではないかと日本中が期待しています。
井上尚弥の2階級4団体王座統一がかかった大舞台に注目です!
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