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月面着陸に成功した国はどこ?日本人はいる?

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夜空を見上げるといつもぽっかりと浮いている、地球の衛星「月」。うさぎがお餅をついているように見えたり、綺麗な女の人の横顔に見えたり、日本人にはなじみの深い景色です。

満ちたりかけたりするミステリアスな星、月は、地球にいつも同じ面しか見せていません。そんな月に月面着陸してみたいというのは、人類のロマンですね。

人間が月面着陸に挑戦し続けてかなりの年月が立ちますが、成功した国はいくつあるのでしょうか。

月に降り立った日本人はいるのでしょうか。成功した国やどこの国がどんな挑戦をしたのか、まとめてみました。

目次
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月面着陸に成功した国はどこ?

月面着陸に成功した国は、5つあります。

旧ソビエト連邦(ロシア)、アメリカ、中国、インド、そして日本です。

旧ソビエト連邦から1959年1月3日に最初に打ち上げられた「ルナ1号」は、月をそれて着陸できず、月の衛星となってしまいました。同じ年の9月12日に打ち上げられた「ルナ2号」は、14日には「晴れの海」に激突し、一応一番最初の、月面着陸扱いとされています。

それから1976年までロシアの月探査機打ち上げは続き、半世紀後の2023年、ルナ25号を打ち上げるも月面に墜落、失敗に終わりました。

次に月面着陸に成功したのは、アメリカから1964年7月28日に打ち上げられ、31日に「雲の海」に激突した、レインジャー7号です。レインジャー7号は激突するまでに、4000枚余りの写真を地球へと送信しました。のちにアポロと宇宙船の名を変更し、1973年に公式では18号まで打ち上げる予定でしたがキャンセルになり、以降、極秘で20号まで打ち上げられたという説もあります。

三番目は中国の月面探査機「嫦娥(じょうが)4号」で2018年12月8日に月面着陸しました。

この中国の月面着陸がほかのものと違ってる点は、それまでどの国もしてこなかった月の裏側への着陸だったということです。月の裏側では地球との電波が途切れるため、まずは5月20日に衛星を打ち上げ、電波対策をしてからの打ち上げでした。

四番目はインドです。

2019年9月に「月の乗り物」という意味のチャンドラヤーン3号を月の水を調べる目的で、人類初となる、月の南極に着陸させました。残念ながらチャンドラヤーン2号は4年前の2019年に墜落してしまったので、悲願の月面着陸です。

2024年1月20日、大寒の日に日本の月面探査機「SLIM(スリム)」(smart lander for investigation moon スマート ランダー フォー インベスティゲーティング ムーン)が五番目の国として月面着陸に成功しました。

当初、傾いて着陸した可能性があり太陽電池が作動せず、バッテリーでの作業となりましたが西向きに着陸した可能性があり、太陽の光があたることで復旧できるとされています。

月面着陸に成功した日本人はいる?

残念ながら2024年1月現在、月面着陸をはたした日本人はまだいません。

しかし、日本人宇宙飛行士が月に降り立つのも、遠い未来ではないでしょう。

アメリカを軸としているアルテミス計画1では、無人のオリオン宇宙船を打ち上げ、無事に地球まで帰還しました。

これを有人飛行のGOサインとしてアルテミス計画2では、2025年以降にオリオン宇宙船で、アメリカ人2人とカナダ人2人を月へ送り出す予定です。

アルテミス計画3では2026年9月以降に宇宙船を打ち上げる計画で、ここに日本人2人が乗車する可能性があるとされています。

最初に有人探査機を月面着陸に成功させたのは、アメリカです。

1969年7月21日に月に足をおろしたのは、アポロ11号の船長、ニール・アームストロング氏、続いて、エドウィン・オルドリン氏、マイケル・コリンズ氏両操縦士の3人でした。

ちなみに1970年に開催された大阪万博で展示された「月の石」はアポロ11号ではなく、4ヵ月後の11月14日に打ち上げられた、アポロ12号によって持ち帰られたものです。

まとめ

人類にとって月はとても魅力的でありまたミステリアスな存在で、身近にありながらとても遠い存在です。

それは月は地球に一番近い星でありながら、重力の関係で月面着陸の難易度がとても高いからです。

月の重力は地球の6分の1ですが、重力が存在することにより月に引っ張られ、きちんとした着陸というよりは激突してしまう宇宙船が多いことにあります。

20世紀から挑戦が始まった月面着陸ですが、21世紀に入ってからの成功率は4割ととても低く日本、イスラエル、中国、インド、ロシア、アメリカが挑戦していますが、成功したのは日本、インド、中国だけです。

今回の日本の月面着陸がどれだけの快挙だったか、お分かりいただけるでしょう。

いつか、月へ宇宙旅行へ行ってみたい、月へ移住できる日が来るかもしれない、と夢はふくらむばかりです。

もしかしたら、月の裏側には「月人」が住んでいるかもしれませんね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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